無職が終わる
今月で無職が終わる。
そして来月から仕事が始まり、一人暮らしになる。
無職の期間は8ヵ月。
初めの1ヶ月は羽を伸ばし、4か月はプログラミングスクールで勉強をし、2か月就活、最後の2か月は死ぬほど暇だった。
そもそもプログラマーになろうと思ってした退職。
結局なれず、SESというIT専門の派遣的な会社に就職し工場に派遣されることに。
でもパソコンを使った仕事につけたから、それだけでもよかったかな。
前の仕事は工場での肉体労働だったし、無限に煽られるから性に合ってなかったしね。
この無職期間に仕事について色々考えた。
なんで仕事ってするんだろ。
金だよなぁ。
生きてく金を得るためだよなぁ。
でも、それだけ?
今お金はある程度あって、実家ならあと2、3年は暮らせる。
でも超暇。やる気も起きない。何しても楽しくない。
これってなんでだろう。
俺は、自分が何の役にも立ってないからだって思った。(家事もろくにしないし)
自分を肯定するものが何もない。
自分を好きになるものが何もない。
生きてる意味が分からなくなる。
こんなやつでも仕事してれば、会社を通じて世の中の役に立てる。
そうすると、なんか堂々と生きられるようになる。
生きてることへの遠慮が無くなる。
ああ、そうか。
仕事してないと俺ってこうなるんだ。
仕事ってこんな心理的な効果があったんだ。
失ってわかるものってすごく大きい。
退職と同時に彼女も振った(すごくいい子だった)から、何かを失う時期だったんだな。
何かチャレンジするにしても、やっぱり会社員みたいなことをして、自己肯定の地盤みたいなものを作っておいた方がいいと思う。そうじゃないと、自己否定の不安でつぶれちゃうから。
今みんな副業副業って言ってるけど、それは今会社に勤めてて、自己肯定感が満たされてるからできることなんだよって知ってほしい。
ゼロからビジネスを始めなくても安定した収入を得られる会社に感謝して、その上で副業もしよう。
もちろん、自分でどんどんなんでも挑戦できる、したいタイプの人は会社員なんかしないほうがいいけどね。
無職になるとダメになるタイプの人は、形は何でもいいから何かの役に立つ習慣なり仕事なりすればいいと思う。