不満にまみれた人へ
不満ばかりだ。
仕事、職場の環境、人生にずっと足りないものを探してる。
これじゃどこまでいってもないものねだりで、幸せになんてなれりゃしない。
でも、今の現状に満足しろといっているわけではないんです。
過去の自分、他人と比べたときに、圧倒的に自分の方が恵まれているものがあるはずです。足りているものにも目を向けないと、正しい判断ができなくなります。というか、失ってから気が付く羽目になります。
--自分の場合--
- スーパーワンマンブラック企業を3か月で退職。
- どこにも雇ってもらえる気がせず、自分の価値を感じない。死にたくなる。
- メガネ屋に拾ってもらうが苦手な対人。時給換算したら750円。
年間休日95日前後。一日の拘束時間は10時間。 - 工場へ転職し、年間休日120日へ。肉体労働がきつい。
- デスクワーカーへ転職。得意なPCを活かせるようになり水を得た。
大きくて安定していて売上も上昇しているが、会社の古くさい価値観や人間に不満。仕事が退屈。←今ここ
こうしてみると、環境がどんどんよくなっているのがわかる。なんと贅沢な悩みだろうか。仕事にも余裕があるのだから、自分でもっと行動を起こせばいいのに。なんでそれができないのか?今がチャンスだって認識できてないからだ。
本当に忙しくて、家に帰ったらお風呂に入ってご飯を食べて寝るだけの人だってたくさんいる。というか、工場の時に実際にそうだったはずなのに。人間て怖いね。すぐに慣れて当たり前になっちゃう。というか、不満で覆われて見えなくなっちゃうんだね。
今がいかに恵まれているかが見えなくなってしまうと、今できることができない。今しかできないかもしれないのに。人生で1週間だけこの本を読むことができると言われたら、絶対最後まで読むよね。今の環境だからできることに目を向けよう。